1. イタリア旅行サッカー観戦記 | 天空のミラノ
    異国の地でのサッカー観戦を通じて、サポーターの絆は強くなっていく。それはいつまでもいつまでも続くと思っている。





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    第28話 ボローニャ対ユベントス-4
     ともかく昼を過ぎていたので、売店で食べ物を買おうと思う。食べ物を手にしている人の流れを遡ると、容易に売店へと辿り着く。
     売店には、品数が豊富とは言い難い状況だった。とりあえずお腹に溜まりそうなパニーニを頼む事は決まった。しかし飲み物である。コーラとエスプレッソコーヒーしかない様である。コーヒーが好きではあるが、カプチーノがなく、エスプレッソとパニーニでは水分が少なく感じる。しかしコーラがあまり好きではないのが問題である。
     イタリア語しか通じない様であるし、オーダーも妥協して頼む。
    「パニーニ、コーラ。」
     何か店員に尋ねられたが、よくわからないので適当に頷き金を払いレシートを貰う。会計が済むと、カウンターを右に流れ、商品を受け取る方式らしい。
     コーラはすぐに出てきた。パニーニは女性がビニール包装から出し、電子レンジに放り込んでいるのが見える。
     しかし、暫く待っていても隣のイタリア人のオーダーをこなすばかりで、気付かないふりをしている様に見える。多少苛立ちを覚え、女性店員を呼び止める。
    「スクーズィ。」
     そして電子レンジを指で指し示す。すると思い出したようにパニーニを電子レンジから取り出し、包装を綺麗に開けて渡してくれる。
    「グラツィエ。」
     礼を言い、席へと戻っていく。
     改めて座ってみると、ピッチは平面的で見にくい。向こうサイドでは何が行われているかわからない程である。
     すると、ボローニャとユーベの応援がそれぞれ始まる。
     日本のJリーグでも見慣れた光景である。
     すると少年が目の前に来て、「ヒッデトシッ、ナカータ。」とはにかみながら言い残して走り去っていく。こちらが、対応する暇もなくその少年の後を目で追ったが、すぐに人混みに紛れてしまう。
     暫く応援を聞いていると、ネドベド、デルピエロなどの有名なユーベの選手達が出てくる。そして歓声が沸き、ウォーミングアップを開始する。
     しかし近いのはいいのだがいかんせん低すぎて、見にくい。
     時計を見ると、キックオフの40分前を指している。特に変わった光景は見られず、15分程するとユーベの選手達は引き上げていく。
     しかしボローニャの選手達は一向に出てこない。どこか違う所でウォーミングアップをしているのだろうか。
     結局そのまま出てくる事はなく、試合開始時刻となる。
     この試合は、ボローニャにとってはシニョーリの復帰戦であり、中田英寿のユーベキラーぶりがそこにどう絡むかがテーマである。シニョーリは攻撃的な選手なので、ユベントスを翻弄できるか、一発を決められるかという所である。
     しかし試合が開始してみると、ボローニャの単調な攻め。
     それでユべントスのゴールが簡単に開くわけがない。
     前半はスコアレスで終わってしまう。
     試合内容は、興奮とはほど遠く、また繰り返しになるが見にくさと相まって、尚更つまらなくさせている。しかし、こういう事があるのもまたサッカーではある。
     後半に期待するしかない。
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    第29話 ボローニャ対ユベントス-5
     そして始まった後半。
     試合は動く。開始10分頃にユベントスがゴール前でのフリーキックのチャンス。これをデルピエロが蹴り、ユリアーノが押し込みゴール。
     そしてここから慌ただしくなっていく。
     攻めたいボローニャを、上手くいなすユベントス。
     ここでターレに代えてメグニが出場し、ボローニャが押し気味に進めるが、1点は遠い。
     何度も惜しい場面があるが、そのまま試合は終了する。
     0-1。
     ユベントスの試合巧者ぶりが際だった試合であった。
     会場は溜息と、ユベントスサポーターの歓喜が入り交じる。
     俺たちはスタジアムを出て行くと、周囲のボローニャファン達は、原チャリで帰って行く。こちらはバスなので、ユベントスサポーターと同じ方向である。
     行きに来た道を戻っていると
     「ナカータ!」
     「ナカータ!」
     とユベントスサポーターが挑発する様に、マフラーを翳してくる。
     馬鹿にされているのは百も承知だが、相手にする必要はないと冷静に小林さんの後を付いていく。
     そしてバスに乗り込むと、緊張していたのか疲れがどっと押し寄せてくる。
     小林さんがこんな事を言っているのが耳に流れ込んでくる。
    「行きに同じ様な日本人観光客のバスがあり、高速道路の途中で休憩を取ったら、バックミラーを壊された事がありました。こちらは何ごともなくて良かったですね。」
     酷いものだと思いながらも、睡魔に襲われてバスの座席に身を預ける。
     ふと目覚めると、もう高速道路を降りる所である。あっという間である。
     道路には見慣れないメーカーの車が路上駐車で並ぶ。あれはフィアットだ。こっちはアルファロメオ。日本では考えられない。そしてどこを見ても同じ様なロココ調の建物がいつまでも続く。
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