1. イタリア旅行サッカー観戦記 | 天空のミラノ
    異国の地でのサッカー観戦を通じて、サポーターの絆は強くなっていく。それはいつまでもいつまでも続くと思っている。





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    第27話 ボローニャ対ユベントス-3
     売店の前に着くと、何人かが新聞やらを買っているので列に並ぶ。新聞は1部1ユーロであるらしい事を覗き見る。列が自分の番になる。
     お店の中年男性に、俺は8部欲しいと指で示し、10ユーロを渡す。すると、手元の数では足りないのか奥から出してくる。ドキドキとする。
     そして戻ってくると、さっき渡したのは5ユーロか?と札を私に見せる。
     「何を言うか」と思い、俺は必死に違うと日本語で言いながら首を振ってみせる。
     店主は手元を探してみせるが5ユーロ札しか無いような素振り。
     俺は苛立ち、再度強く首を振り、違う事をアピールすると、ようやく10ユーロに気づく。いや気付いたふりをしたようにも見える。これか?とこっちを向いて微笑む。
     そうだと頷くとようやくお釣りが返ってくる。その時幾らか多い気がしていたが、財布へ入れてしまった。
     何せ新聞が厚く、通常の2倍ぐらいある。それに騙されてしまった。後になってそれが5部しかなく、お釣りが多くはなかった事がわかるのだが。そしてお土産が足りなくなってしまう事になる。
     それはさておき、山本さん、高橋さん、井関さんと皆が数部ずつ購入していく。
     そしてさっきの広場へ戻ると、グッズを並べたワゴンが1台だけある事に気付く。英語でこれだけか?と聞くと、これだけだと答える。
     どう考えてもワゴンに申し訳程度である。
     お土産に良さそうなものはない。
     すると小林さんが
    「ではそれぞれスタジアムに入ってください。」
     とアナウンスを始めている。
    「どうします?」
     俺は皆に聞くと、山本さんがこう言いながら皆の顔を見渡す。
    「そろそろ入りましょうか?」
     異論はない様で、俺たち4人は入る事にする。
     コンコースから座席へと階段を上がって行くと、グラウンドが見えてくる。スタジアムとういより、地方の陸上競技場といった感じである。
     そして席は意外にもあっさりと見つかる。
     最前列の端だったからだ。安心して席に着くと、グッズの事やら昼ご飯の事を考え、コンコースへと戻る事にする。
    「ちょっとグッズ探してきます。」
     そう言い残して、俺は1人でグッズを探しに行く。
     途中で係員の人に、ボローニャのグッズの事を聞くと、入ってすぐの所にあるワゴン2つを指す。
     またしてもワゴンセールである。その内1人はおばさん。もう1人は若い男性である。話してみると多少英語ができる様で、ユニフォームはネットのみの販売である事がわかる。 そして他にグッズはないという事である。
     私はこれほどグッズが売ってないとは思わなかった。「恐るべしプロビンチア。」と嘆く。
     気を取り直して、取りあえず格好イイとは思えなかったが、中田英寿ファンの友人へのお土産としてマフラーを2つ購入する。
     そして、お昼ご飯を探しにうろつく。
    テーマ:ヨーロッパ旅行記 - ジャンル:旅行

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