1. イタリア旅行サッカー観戦記 | 天空のミラノ
    異国の地でのサッカー観戦を通じて、サポーターの絆は強くなっていく。それはいつまでもいつまでも続くと思っている。





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    第6話 出会いと出発-2
    「いえ、まだですけど。」
    俺は答える。
    「そうですか。」
    「2時間ほど遅れるそうなんで、どうしようかと思っていた所です。」
    「ちょっと失礼。」
     女性は俺達を避けて、カウンターまで歩いていき何やら話し始める。そして暫くすると戻ってくる。
    「何か担当の人がいないみたいだから、少し待って欲しいって。」
    「あ、そうなんですか。」
    「お二人は、サッカーツアーは初めて?」
     この女性は随分と馴れ馴れしい話し方だと思いながらも、笑顔で話しかけてきているので、俺も笑顔で応える。
    「ええ、彼がJEFサポで、俺がマリサポなんですよ。」
    「へえ、そうなんだ。私もたまにだけど、Jリーグの試合、見に行くよ。そう言えば、マリノスは凄かったね。」
    「ええ、そうなんですよ。興奮しました。」
    「いつもどの辺で応援してるの?」
    「俺は、ゴール裏です。」
    「僕は、バクスタです。」
    「私もバクスタでゆっくり見るんだけど、ゴール裏ってもしかして凄い歌ったりしてるの?」
    「ええ、そうです。」
    「へぇ、凄い。」
     改めてゴール裏で熱く応援している事に驚かれると、妙に恥ずかしい。
    「サッカーツアーは何度目かなんですか?」
    「そうね、3回目かしら。」
    「こんな風に飛行機遅れる事って珍しくないんでしょうか?」
    「どうかしら。」
    「やっぱりラテン気質なんですかね?」
    「どうかな。でも、初めての時、荷物を違う所へ送られた事があったから、そうかもしれないね。」
    「そうですか、大変でしたね。」
    「そうなのよ。日本に帰ってくる時だったからまだ良かったけどねぇ。」
     この女性は本当に笑顔でよく喋る人だと、彼は呆気に取られてる。俺もよく喋る方ではあるから、彼一人が置いてけぼりを喰ってる。
    「あら、そろそろかしらね。席、どうせだから一緒にしない?」
    「ああ、そうですね、いいですよ。どうですか?」
    と、彼に聞くと彼も微笑みを浮かべて頷く。
    「そうですね。」
     彼女は彼の返事を確認すると足早に俺達から離れ、カウンターへと行き、航空機のチケットの手配を済ませる。そして、身振り手振りで俺達を呼び、スーツケースを預ける。


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